2017年入社
ITコンサルタント 事業部長
システムイノベーション事業部
事業部長
―最初に、A.Mさんのご経歴について簡単に教えてください。
私は現在44歳で、これまでに4社経験してきました。プログラマー、SEとキャリアを重ねる中で最も長く経験を積んだのは、OracleのERP基幹システムであるEBS導入の業務です。大手製造企業様を中心に、クライアントへのヒアリングや現状調査、分析といったコンサルティングのほか、受発注、在庫、生産管理のモジュール導入を10年近くこなしてきました。KMKは5社目で、入社は2017年です。
―KMKに入社を決めたポイントは何だったのでしょうか?
当時はERPパッケージ事業が軌道に乗っておらず経営陣は産みの苦しみの中にあったのですが、最終面接で取締役から「今を切り開いた先の景色を一緒に見たい」「入社年次にかかわらず、やる気のあるメンバーには相応の環境や待遇を提供する」と言われたのが入社を決めたポイントで、自社サービスを共に拡大していくのは楽しそうだと感じました。
転職活動中は大手IT系コンサル企業からも内定を頂いていたのですが、そこでは恐らく40代までは自分でプロジェクトを動かせないだろうなと思いました。であればプロジェクト規模自体は問わず経営者とダイレクトにやり取りをして一緒に仕事を進めるコンサルやPMとしてのキャリアを積みたいと考え、KMKに入社を決めました。
―入社してから現在まではどのような業務を担ってきたのでしょうか?
入社後すぐにコンサル・PMとして大手製造企業を担当し、自社ERPパッケージ「A’s Style」の導入を進めました。A’s Styleは中小製造企業をターゲットとしており、セミオーダーで企業のニーズに応じた追加開発を行う点が特徴です。
私が最初に担当したのは納期が3ヶ月という非常にトライアルなプロジェクトでしたが、メンバーとの協力によって無事成功に至りました。2018年からは関連会社であるプロ・フィールド社の電子カルテパッケージの刷新プロジェクトに従事し、翌年に再びA’s Style事業へ。現在は事業部責任者として、新規案件と既存顧客の追加開発等を担当しており、プロパー・上海子会社に部下を抱えています。
―A.Mさんから見て、KMKの魅力はどのような部分にあると思いますか?
クラウドやサーバーの構築、要件定義、設計、製造、結合、テスト、そして顧客へのレクチャーまで含めて、導入のプロセスをワンストップで担っていることでしょうか。大手企業になると、どうしても一部の工程や機能しか担当できないまま年数を経ていくというのが現実だと思いますが、正直、KMKにいて経験できない業務はありません。コンサル、フルスタックエンジニア、アーキテクト、PM等、エンジニアによって目指す方向性は様々だと思いますが、実は全ての業務・工程を経験しないと、なりたくてもなれないエンジニア像があります。そういった意味で、KMKはワンストップで全ての業務を経験できるので、一人のエンジニアのキャリアパスを考えると、この点は大きな魅力だと思います。